埼玉古墳軍ロゴ埼玉古墳軍ブログ     元のHPはこちら→埼玉古墳軍

茨城県小美玉市(旧小川町)、大塚古墳他2012年03月11日

古墳探訪業界では高難度古墳が多いことでも有名(?)な旧小川町。その中のいくつかをご紹介。

大塚古墳 市街地に近い中延にあるが進入路が見つからないので当たりを付けた藪の脇の急斜面を強襲して発見。到達してみれば意外なことに墳頂に立派な標柱のある大円墳だった。径43mとのこと。下は全体なのだが藪で…、まあ何となくお察しください。
大塚古墳墳頂

大塚古墳全体


幡谷古墳 左が権現塚古墳のある丘で、右の丘のちょうど対称的な位置にある。大型古墳があってもおかしくない立地であるが径8m高2mの小円墳である。
幡谷古墳権現塚古墳遠景
幡谷古墳付近はかつてのニュータウン予定地風の地域で、一部に廃屋も見られた。古墳めぐりをしていると霞ヶ浦周辺には同様のパブルの夢の跡が多いことがわかる。
幡谷古墳付近
幡谷古墳本体。実はすぐ近くまでニュータウンの舗装路が来ているのだがそこからは藪に阻まれて見えない。少し先から藪の中を戻ってからようやく発見した。
幡谷古墳

芹沢境古墳 行方市旧玉造町との境界近くの倉数地内、すぐ西に梶無川が流れる丘にある。埋蔵文化財分布調査報告書によると「全長約15m高さ約1m」で形状不詳とされる。周囲はシイタケ栽培場になっている。
芹沢境古墳全体
芹沢境古墳墳頂。「棺室に使用されたと思われる粘板岩の平らな石が露出している」とはこれらの石のことらしい。
芹沢境古墳墳頂